壱岐市の有力企業売上ランキング!本社を置く企業を紹介

長崎県壱岐市には、建設、土木、生コンクリート、酒造、交通、水産、食品、観光など、島の暮らしや産業を支える企業が本社を置いています。

この記事では、壱岐市に本社を置く企業を中心に、公開されている売上高をもとにランキング形式でまとめました。工場や営業所があるだけの企業ではなく、本社所在地を重視しています。

壱岐市では売上高を公開していない企業が多いため、確認できる範囲でのランキングです。売上高非公開でも地域で存在感の大きい企業は、別見出しで紹介しています。

メーカー研究所を都道府県別にまとめたページはこちら!
研究所(都道府県別まとめ)

壱岐市の有力企業売上ランキング

順位 会社名 売上高 業種
1位 株式会社なかはら 17億3,872万円 総合建設・食品・養殖
2位 株式会社壱松組 10億7,930万5,000円 総合建設・土木
3位 株式会社倉元建設 4億6,752万4,000円 総合建設

壱岐市の有力企業を個別に紹介

1位 株式会社なかはら

売上高 17億3,872万円(2024年)
従業員数 非公開
創業・設立 1937年創業・1971年法人化
業種 総合建設・食品・養殖
ホームページ 公式サイト

なかはらは、土木・建築工事を中心に事業を展開する総合建設会社です。港湾土木、漁港整備、道路工事、店舗や工場の建築などを手がけています。

本社は壱岐市芦辺町箱崎中山触にあります。建設業だけでなく、食品、養殖、海運などにも事業を広げており、壱岐生コン、壱岐開発、壱岐クリーンエネルギーなどと「なかはらグループ」を形成しています。

過去には単体売上高28億8,097万円を計上した年度もあり、壱岐市に本社を置く民間企業の中では規模の大きい存在です。

2位 株式会社壱松組

売上高 10億7,930万5,000円
従業員数 非公開
創業・設立 確認できず
業種 総合建設・土木
ホームページ 公式サイト

壱松組は、道路、港湾、農業土木、水産魚礁、法面保護などの工事を手がける総合建設会社です。壱岐市芦辺町住吉前触に本社を置いています。

島内では道路や漁港などの社会インフラ整備が地域の暮らしや産業に直結します。壱松組は、公共土木を中心に壱岐の基盤整備を支える地元企業です。

3位 株式会社倉元建設

売上高 4億6,752万4,000円(2024年)
従業員数 約30名
創業・設立 1968年創立
業種 総合建設
ホームページ 公式サイト

倉元建設は、土木工事、建築工事、舗装工事、水道施設工事、解体工事などを行う総合建設会社です。

壱岐市勝本町本宮仲触に本店を置き、陸上・海上土木から住宅、公共施設、太陽光発電設備まで幅広い施工に対応しています。壱岐島内のインフラや建築を支える地域密着型の建設会社です。

売上高非公開だが壱岐市で押さえておきたい企業

壱岐市は、売上高ランキングだけでは地域の主要企業を十分に表せません。特に交通、焼酎、水産、観光、建設資材などでは、有力企業でも売上高を一般公開していないケースが多くあります。

壱岐交通株式会社

売上高 非公開
従業員数 非公開
創業・設立 1919年
業種 路線バス・貸切バス・自動車整備
ホームページ 公式サイト

壱岐交通は、壱岐島内の路線バスや貸切バスを運行する交通会社です。一般貨物自動車運送や自動車整備事業も行っています。

本社は壱岐市郷ノ浦町東触にあります。鉄道のない壱岐島ではバスが重要な公共交通機関となっており、観光客だけでなく島民の日常の移動も支えています。

壱岐の蔵酒造株式会社

売上高 非公開
従業員数 非公開
創業・設立 1984年
業種 焼酎製造
ホームページ 公式サイト

壱岐の蔵酒造は、麦焼酎発祥の地とされる壱岐で焼酎を製造する酒造会社です。「壱岐の島」などの麦焼酎を中心に商品を展開しています。

壱岐焼酎は、米麹と大麦を使う独自の製法が特徴で、世界貿易機関の地理的表示でも産地が保護されています。壱岐市を代表する地場産業の一つです。

重家酒造株式会社

売上高 非公開
従業員数 10名余り
創業・設立 1924年創業
業種 焼酎・日本酒製造
ホームページ 公式サイト

重家酒造は、麦焼酎「ちんぐ」や日本酒「よこやま」などを製造する酒蔵です。壱岐市石田町印通寺浦に本社・焼酎蔵を置いています。

壱岐は麦焼酎の産地として知られますが、重家酒造は2018年に約28年間途絶えていた壱岐での日本酒造りも復活させました。焼酎と日本酒の両方を手がける、壱岐の酒文化を象徴する企業です。

壱岐生コン株式会社

売上高 非公開
従業員数 非公開
創業・設立 確認できず
業種 生コンクリート製造
ホームページ 関連会社公式サイト

壱岐生コンは、生コンクリートの製造・販売を行う会社です。壱岐市郷ノ浦町柳田触に本社を置き、なかはらグループの一員として建設資材を供給しています。

離島では建設資材の島外輸送にコストがかかるため、島内で生コンクリートを製造できる企業はインフラ整備にとって重要な存在です。

壱岐開発株式会社

売上高 非公開
従業員数 非公開
創業・設立 確認できず
業種 砂利採取・建設機械リース・発電
ホームページ 関連会社公式サイト

壱岐開発は、砂利の採取・販売、建設機械や船舶のリース、太陽光発電、アパート経営などを行う会社です。

本社は壱岐市芦辺町箱崎大左右触にあります。壱岐生コンと同じく、島内の建設・土木分野を資材面から支える企業です。

株式会社テクノス

売上高 7億6,722万円(2024年6月)
従業員数 92名(2024年4月時点)
創業・設立 1993年
業種 システム開発・AI・IT
ホームページ 公式採用情報等で確認

テクノスは、AI開発、システム開発、セキュリティ関連開発、データベース構築などを手がけるIT企業です。

法人登記上の長崎本社は壱岐市郷ノ浦町柳田触にありますが、営業拠点として東京本社を置き、福岡にも事業所があります。実質的な事業拠点が島外にも大きく広がっているため、純粋な「壱岐市本社企業ランキング」では本体から外し、補足扱いとしました。

企業ランキング本体から外した法人

壱岐市には、壱岐市農業協同組合、各漁業協同組合、壱岐酒造協同組合、医療法人、社会福祉法人、学校法人など、地域経済や雇用で重要な役割を持つ法人があります。

ただし、JA、漁協、協同組合、医療法人、社会福祉法人などは株式会社と事業目的や会計上の性質が異なるため、一般企業の売上高ランキング本体からは外しています。

壱岐市に拠点はあるがランキングから外した企業

株式会社マツオは壱岐市内に工場を持ち、市の企業ガイドにも掲載されている製造業者ですが、本社所在地が壱岐市ではないため、ランキング本体には入れていません。

ホテルや観光施設では、島外企業が壱岐市内の宿泊施設を運営しているケースもあります。たとえば温故知新は壱岐市内で宿泊施設を運営していますが、本社所在地は東京都新宿区です。

イオン九州、ダイレックス、ドラッグストアモリなどの全国・九州系小売企業も壱岐市内に店舗を展開していますが、本社が壱岐市ではないため対象外です。

また、2026年3月には壱岐市石田町に本社を置いていた下着製造会社の三協が破産開始決定を受けています。現在営業している有力企業をまとめる趣旨から、ランキング対象にはしていません。

まとめ

壱岐市の企業を見ると、なかはら、壱松組、倉元建設のような建設・土木企業が大きな存在感を持っています。島では道路、港湾、漁港、住宅などの整備が生活や産業に直結するため、建設業が地域経済の重要な一角を占めています。

一方で、壱岐交通のような地域交通、壱岐の蔵酒造や重家酒造のような焼酎・日本酒メーカー、壱岐生コンや壱岐開発のような建設資材関連企業など、島内で完結する生活・産業インフラを支える企業も重要です。

また、壱岐焼酎、農畜産物、水産物、観光など、島そのものの地域資源を商品やサービスへ変える企業が多い点も壱岐市の特徴です。

都市部と比べると公開売上高だけで作れるランキングは小規模ですが、売上高非公開企業まで含めて見ると、建設、交通、酒造、食品、水産、観光といった壱岐らしい産業構造が見えてきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です