小田原市の企業ランキング10社|売上高で見る有力企業まとめ

小田原市は、神奈川県西部を代表する都市のひとつであり、城下町・観光地としての印象が強い一方で、実際には食品、小売、化学、EC、給食設備、建物管理など、幅広い産業を持つ地域でもあります。箱根や湯河原への玄関口として知られていますが、地元に根ざした有力企業も少なくありません。

ただし、小田原市は「大きな拠点はあるが本社は市外」の企業も多い地域です。そのため今回は、小田原市に本社を置く企業をできるだけ厳密に拾い、公開売上が確認できる企業を中心に有力企業まとめ10社として整理しました。就職・転職先を探している方や、小田原市の産業構造を知りたい方にとって参考になる内容です。

このような疑問を持つ方向けの記事です。

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小田原市の有力企業まとめ10社|本社企業を中心に紹介

小田原市に本社を置く企業を中心に、公開されている売上高ベースでまとめました。売上高の定義には単体・連結・グループ計が混在するため、厳密な横比較ではなく目安としてご覧ください。

No. 会社名 主な業種 売上高 備考
1 万葉倶楽部 温浴・宿泊・観光 286億円 2025年9月・グループ計
2 和光ケミカル 潤滑油・ケミカル製品 237億円 2024年8月期
3 Hamee モバイルアクセサリー・EC支援 229億円 2025年4月期・連結
4 ヤオマサ スーパーマーケット 191億円 2025年8月決算
5 IZUMIYA 給食設備・厨房機器 185億円 2025年2月期
6 小田原百貨店 スーパーマーケット 118億円 2023年2月
7 東海ビルメンテナス ビルメンテナンス・施設管理 94億9,000万円 2025年6月期
8 山安 干物製造・販売 76億円 2025年4月期
9 東華軒 駅弁・弁当製造販売 20億円 2025年3月期
10 アベストミヤケ 携帯電話販売 18億7,000万円 2023年8月期

※小田原市は「拠点はあるが本社は市外」の企業も多いため、本社所在地を優先して選定しています。
※売上高は公開情報が確認できたもののみ掲載しています。
※万葉倶楽部はグループ計、Hameeは連結、その他は単体ベース中心です。

小田原市の企業をひとことずつ紹介

小田原市というと小田原城や観光のイメージが強いですが、実際には食品、小売、化学、EC、観光、施設管理など、かなり多様な仕事があります。ここでは、小田原市に本社を置く有力企業を1社ずつ見ていきます。

1社目 万葉倶楽部

売上高 286億円(2025年9月・グループ計)
従業員数 1,886名
創業・設立 設立1997年2月17日
業種 温浴・宿泊・飲食・観光施設運営
ホームページ 公開会社概要

温浴施設「万葉の湯」で知られる観光・レジャー企業です。小田原市本社企業の中では規模が大きく、観光都市らしさを象徴する存在です。

2社目 和光ケミカル

売上高 237億円(2024年8月期)
従業員数 560名
創業・設立 1976年11月設立
業種 潤滑油・オイル添加剤・グリース開発販売
ホームページ 公開会社概要

自動車用ケミカル製品で高い知名度を持つ企業です。小田原市が観光だけでなく、しっかりした製造・化学系企業を抱えていることがよくわかります。

3社目 Hamee

売上高 229億円(2025年4月期・連結)
従業員数 連結ベース公開あり
創業・設立 1998年5月設立
業種 モバイルアクセサリー・EC支援サービス
ホームページ 企業情報

スマホアクセサリーとEC支援の両輪で成長してきた上場企業です。小田原市本社企業の中では、かなり現代的でネット寄りのビジネスモデルを持っています。

4社目 ヤオマサ

売上高 191億円(2025年8月決算)
従業員数 183名(正社員)
創業・設立 創業1919年/設立1976年
業種 スーパーマーケット
ホームページ 公開会社概要

小田原市を中心に展開する地場スーパーです。地域密着型小売としてかなり規模が大きく、小田原の生活インフラに近い会社です。

5社目 IZUMIYA

売上高 185億円(2025年2月期)
従業員数 233名
創業・設立 創業1963年/設立1976年
業種 給食設備・厨房機器・ベーカリー関連
ホームページ 公開会社概要

学校給食や厨房設備などを扱う企業です。一般消費者には目立ちにくいですが、BtoB分野でかなり大きな規模を持っています。

6社目 小田原百貨店

売上高 118億円(2023年2月)
従業員数 800人
創業・設立 創業1955年
業種 スーパーマーケット・小売
ホームページ 公開会社概要

小田原市で長く親しまれてきた地場スーパーです。売上規模で見ても、地域小売としてかなり有力な一社です。

7社目 東海ビルメンテナス

売上高 94億9,000万円(2025年6月期)
従業員数 2,799名
創業・設立 1963年8月設立
業種 ビルメンテナンス・施設管理・人材サービス
ホームページ 公開会社概要

施設管理や清掃、警備などを手がける総合ビルメンテナンス企業です。地域インフラの裏側を支えるタイプの強い会社です。

8社目 山安

売上高 76億円(2025年4月期)
従業員数 310名
創業・設立 1962年5月創業
業種 干物の製造・販売
ホームページ 公開会社概要

小田原の干物で高い知名度を持つ老舗企業です。小田原らしい食品企業でありながら、売上規模もかなり大きいです。

9社目 東華軒

売上高 20億円(2025年3月期)
従業員数 250名
創業・設立 1888年創業
業種 駅弁・弁当製造販売
ホームページ 公開会社概要

駅弁や弁当で知られる小田原の老舗食品会社です。観光や鉄道利用とも相性がよく、小田原らしさが強い一社です。

10社目 アベストミヤケ

売上高 18億7,000万円(2023年8月期)
従業員数 84名
創業・設立 1994年3月11日設立
業種 携帯電話販売・通信関連
ホームページ 公開会社概要

ドコモショップ運営を中心に通信関連事業を展開する会社です。観光や食品だけでなく、こうした生活インフラ寄りの企業も小田原市にはあります。

小田原市は「観光の街」であると同時に「地場企業の街」でもある

ここまで見てきたように、小田原市には観光や歴史資源だけでなく、食品、小売、化学、EC、設備、施設管理といった多様な本社企業があります。つまり小田原市は、訪れる街であると同時に、地域に根ざした企業がしっかり集積している街でもあります。

特に面白いのは、山安や東華軒、ヤオマサのような“小田原らしい地元企業”と、和光ケミカルやHameeのような広域・全国型の企業が同居していることです。企業で見ると、小田原市の印象はかなり変わります。

※今回は本社所在地を優先し、小田原市に大きな拠点があっても本社が市外の企業は原則として外しています。
※売上高は公開されている情報ベースで整理しており、連結・単体・グループ計が混在します。

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