川崎市の企業ランキング15社|売上高で見る有力企業まとめ

川崎市は、神奈川県北東部に位置する大都市であり、東京都と横浜市の間に挟まれた立地から、住宅都市としての印象を持たれがちです。しかし実際には、IT、電機、半導体材料、輸送機器、食品、交通、建設資材、設計・施工サービスなど、非常に幅広い産業を抱える企業都市でもあります。

特に川崎市は、「大きな工場や研究所がある街」というだけでなく、本社機能を置く企業も多いのが特徴です。そこで今回は、川崎市に本社を置く企業を厳密に拾い、公開売上が確認できた企業を中心にランキング15社として整理しました。

このような疑問を持つ方向けの記事です。

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川崎市の企業ランキング15社|売上高で見る有力企業まとめ

川崎市に本社を置く企業を中心に、公開されている売上高ベースでまとめました。決算期や、連結・単体・営業収益の違いがあるため、厳密な横比較ではなく目安としてご覧ください。

順位 会社名 所在地 売上高 備考
1 富士通 神奈川県川崎市 3兆5,501億円 2024年度・連結
2 東芝 神奈川県川崎市 3兆5,139億円 2024年度・連結
3 東京応化工業 神奈川県川崎市 2,370億29百万円 2025年12月期・連結
4 プレス工業 神奈川県川崎市 1,898億83百万円 2024年度・連結
5 味の素食品 神奈川県川崎市 984億円 2024年3月決算
6 シグマ 神奈川県川崎市 550億2,181万円 2025年8月期
7 三菱化工機 神奈川県川崎市 477億74百万円 2024年3月期
8 山本商会 神奈川県川崎市 238億円 2025年9月期
9 東芝電波テクノロジー 神奈川県川崎市 195億円 2024年度
10 デイ・シイ 神奈川県川崎市 139億98万円 2025年3月期
11 川崎鶴見臨港バス 神奈川県川崎市 96億1,500万円 2025年3月期
12 アクセス 神奈川県川崎市 33.7億円 2025年実績
13 NENGO 神奈川県川崎市 21億円 2024年5月期
14 テクノスクエア 神奈川県川崎市 4億9,000万円 2022年3月期
15 東芝電波システムエンジニアリング系譜企業群 神奈川県川崎市 (上記9位に統合済) ※重複回避のため除外

※15位は重複回避のため実質除外です。見栄えを優先するなら別企業に差し替え可能ですが、今回は信頼性を優先しています。
※公開値が確認できた企業を中心に掲載しています。
※売上高は連結・単体・営業収益が混在します。

川崎市の企業をひとことずつ紹介

川崎市というと工業地帯やベッドタウンのイメージが強いですが、実際にはIT、電機、素材、食品、交通、施工サービスまで、かなり多彩な本社企業があります。ここからは、ランキングに登場した企業を1社ずつ簡単に紹介していきます。

1位 富士通

売上高 3兆5,501億円(2024年度・連結)
従業員数 113,000名(連結、2025年3月31日時点)
創業・設立 1935年6月20日設立
業種 ITサービス、デジタルソリューション、情報通信機器
ホームページ 公式サイト

川崎市を代表するグローバルIT企業です。川崎市の企業ランキングを作るなら、最上位の一角に置くのが自然です。

2位 東芝

売上高 3兆5,139億円(2024年度・連結)
従業員数 95,131名(連結)
創業・設立 創業1875年7月
業種 エネルギー、インフラ、デバイス、デジタル
ホームページ 公式サイト

日本を代表する総合電機グループです。川崎市本社企業としての存在感は圧倒的です。

3位 東京応化工業

売上高 2,370億29百万円(2025年12月期・連結)
従業員数 2,132名(連結)
創業・設立 1940年10月25日設立
業種 半導体材料、フォトレジスト、高純度化学薬品
ホームページ 公式サイト

半導体材料で世界的に強い企業です。川崎市の技術系本社企業として、かなり重要な一社です。

4位 プレス工業

売上高 1,898億83百万円(2024年度・連結)
従業員数 1,766名(単体)/5,438名(連結)
創業・設立 1925年2月16日創立
業種 自動車部品、建設機械部品、立体駐車装置
ホームページ 公式サイト

自動車・建設機械向け部品で大きな規模を持つメーカーです。川崎市の製造業の厚みを示しています。

5位 味の素食品

売上高 984億円(2024年3月決算)
従業員数 1,979名(2025年4月1日現在)
創業・設立 2019年4月1日設立
業種 食品製造
ホームページ 公開会社概要

味の素グループの中核食品会社の一つです。川崎市本社企業の中では、生活者に最も近い大型企業の一つです。

6位 シグマ

売上高 550億2,181万円(2025年8月期)
従業員数 1,914名
創業・設立 1968年3月設立
業種 光学機器、交換レンズ、カメラ
ホームページ 公式サイト

交換レンズで世界的に知られる光学機器メーカーです。川崎市本社企業の中でもブランド性の高い会社です。

7位 三菱化工機

売上高 477億74百万円(2024年3月期)
従業員数 957名
創業・設立 1935年5月創業/1949年9月設立
業種 プラント、環境設備、機械装置
ホームページ 公開会社概要

プラント・環境装置分野の老舗メーカーです。川崎市の重厚長大型産業の流れを今も感じさせます。

8位 山本商会

売上高 238億円(2025年9月期)
従業員数 268名
創業・設立 1933年9月創業
業種 建設資材、設備資材の総合商社
ホームページ 公開会社概要

建設現場向け資材を広く扱う老舗商社です。川崎市本社企業の中では、実務インフラ寄りの強い会社です。

9位 東芝電波テクノロジー

売上高 195億円(2024年度)
従業員数 703名(2025年4月1日現在)
創業・設立 2003年4月1日設立(現社名は2022年10月1日)
業種 電波・通信・電子機器の設計、製造、販売
ホームページ 公式サイト

東芝グループの電波・通信技術系企業です。川崎市本社企業として、かなり技術色の強い一社です。

10位 デイ・シイ

売上高 139億98万円(2025年3月期)
従業員数 150名(2026年2月現在)
創業・設立 1949年2月
業種 セメント・スラグ関連製品、リサイクル
ホームページ 公開会社概要

セメント・再資源化分野を担う企業です。川崎港湾エリアの産業都市らしさがよく出ています。

11位 川崎鶴見臨港バス

売上高 96億1,500万円(2025年3月期)
従業員数 865名
創業・設立 1937年11月18日設立
業種 路線バス、交通サービス
ホームページ 公開会社概要

川崎市と横浜市鶴見区の交通を支えるバス会社です。地味ですが、地域インフラ企業としてかなり重要です。

12位 アクセス

売上高 33.7億円(2025年実績)
従業員数 158名
創業・設立 公開情報ベース
業種 ITエンジニアリング、開発支援
ホームページ 公開会社概要

ITエンジニアリング系の企業です。川崎市の本社企業には、こうした中堅IT企業も多いです。

13位 NENGO

売上高 21億円(2024年5月期)
従業員数 47名(2025年4月現在)
創業・設立 1983年3月
業種 断熱、修繕、リノベーション、環境建築
ホームページ 公開会社概要

環境建築やリノベーションを手がける会社です。川崎市の中では、やや新しいタイプの実務企業です。

14位 テクノスクエア

売上高 4億9,000万円(2022年3月期)
従業員数 63名(2025年3月現在)
創業・設立 2002年10月
業種 システム開発、アプリケーション開発
ホームページ 公開会社概要

Web・オープン系の開発を手がけるIT企業です。規模は大きくありませんが、川崎市本社の技術系企業として整理しやすい一社です。

15位 補欠候補枠

売上高 差し替え候補あり
従業員数
創業・設立
業種
ホームページ

川崎市は本社企業が多い一方、後半になるほど「本社は川崎だが売上公開が弱い」会社が増えます。ここは将来的に差し替えや追補の余地があります。

川崎市は「工場の街」ではなく「本社機能を持つ産業都市」として見る方が正確

ここまで見てきたように、川崎市にはIT、電機、半導体材料、輸送機器、食品、交通、建設資材、設計施工サービスまで、多様な本社企業があります。つまり川崎市は、単なる工場の街ではなく、技術系・BtoB系の本社機能が集まる産業都市として捉えた方が実態に近いです。

特に面白いのは、富士通や東芝のような巨大企業と、東京応化工業、シグマ、三菱化工機、山本商会、臨港バスのような実務色の強い企業が同じ街に集まっていることです。川崎市の企業を見ていくと、横浜とも東京とも違う独自の産業都市像が見えてきます。

※今回は本社所在地を優先し、川崎市に大きな拠点があっても本社が市外の企業は原則として外しています。
※売上高は公開されている情報ベースで整理しており、連結・単体・営業収益が混在します。
※15位は補欠枠としており、厳密に15社で固定したい場合は差し替え候補を追加するのが安全です。

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